北韓住民6人と中国籍の朝鮮族3人が船で西海の韓国領海に入り、海洋警察が保護しました。
情報当局が調査したところ、9人のうち6人は脱北者、3人は中国籍の朝鮮族で、脱北者を支援する韓国の宗教団体の助けで中国の大連から船を出し、韓半島西の黄海、西海を経て韓国の領海に入り、海洋警察の保護を受けて韓国南西部の群山港に到着したということです。
脱北者6人は家族で、韓国への亡命を希望しているということです。
脱北者が中国から第三国を経て韓国に亡命するケースはよくありますが、中国から船で直接韓国に来るのは、海上で中国当局に摘発される可能性もあり、珍しいことです。
情報当局は6人については調査を続け、中国籍の朝鮮族3人は中国へ追放する方針です。
ところで、韓国政府は先月5日に西海の延坪島付近で漁船で南下してきた北韓住民31人のうち、韓国への亡命を希望した4人を除く27人を今週末にも北韓に引き渡すことにしていますが、今回の事件が送還に影響を及ぼす可能性もあるのではないかという懸念も出ています。