アメリカは、1日、北韓が食糧支援を求めてきたことについて、配分の透明性などを前提に原則的に応じる方針を示唆しました。
アメリカ国務省のボズワース北韓担当特別代表は、1日開かれたアメリカ上院の外交委員会の聴聞会に出席し、北韓に対するアメリカの食糧支援について、「われわれは、人道支援と政治的な問題を切り離して捉えている」とし、「アメリカが食糧の配分状況をモニタリングして、子供たちや必要な施設にきちんと配給されることが把握できれば、食糧支援はやるべき正しいことだ」と述べました。
ボズワース特別代表は、また、アメリカの人道支援の前提条件について、「必要度、緊急度、支援食糧の住民への公正な配分という3つの条件が確認できることが大前提となる。これはどの国に対しても同じだ」と強調しました。
さらに、「現在、北韓に対する食糧支援の必要性について検討中だ。また、食糧支援に向け、食糧配分のモニタリングのあり方について北韓と対話する予定だ」と述べ、食糧支援と関連してアメリカと北韓が接触する可能性を示唆しました。
これと関連し、同席していたアメリカ国務省のキャンベル次官補は、「検討段階にあり、まだ何も決まっていないが、アメリカ政府はこの問題について極めて慎重な姿勢であり、韓国政府とも緊密に意見を調整している」と述べました。
また食糧を支援する場合は、アメリカからの支援であることが分かるように支援物に表示することも重要な条件の一つであることを示唆しました。
さらに、食糧支援は北韓に対する圧力を弱めることになるのではないかという指摘については、「重要なのは北韓の住民を助けるかどうかという人道的な問題で、政治的な問題ではない」と強調しました。