2018年の冬のオリンピックに名乗りを挙げている江原道(カンウォンド)平昌(ピョンチャン)郡を視察していたIOC=国際オリンピック委員会の評価団は、19日、4日間の視察を終え、夕方、現地で記者会見して、住民と政府の強い意志と熱い熱気に感動したと語りました。
IOCの評価団は今週14日に韓国入りし、16日から4日間、平昌を訪れて、競技場、輸送手段、宿泊施設をはじめ、環境、安全、メディアなど、IOCが求めている17の課題について韓国側からプレゼンテーションを受けるとともに、13の競技場を視察しました。
IOC評価団のリンドバーグ委員長は19日、平昌のコンベンションセンターで記者会見し、「視察した場所で住民の熱意あふれる歓迎を受けた。誘致反対のデモもなく、オリンピック誘致に向けた住民の熱い熱気が感じられた。また李明博(イ・ミョンバク)大統領ら政府関係者から積極的な支援計画と誘致の意志も確認した」と述べました。
IOC評価団の平昌についての報告書は5月11日に明らかにされる予定です。
平昌の視察を終えたIOC評価団は20日、韓国を離れ、今月28日からはドイツのミュンヘンを視察する予定です。