韓国を訪れているIOC=国際オリンピック委員会の評価団は、冬のオリンピック開催に向けて3度目の挑戦をしている江原道(カンウォンド)平昌(ピョンチャン)郡の視察をすべて終えました。
IOCの評価団は、視察最終日の19日午前、平昌のコンベンションセンターで、安全、医療とドッピング、メディア、技術の4つのテーマについて平昌誘致委員会からのプレゼンテーションを受けました。
このプレゼンテーションで平昌誘致委員会は、1988年のソウル・オリンピックと2002年の韓日共催のサッカー・ワールドカップの開催経験を紹介し、冬のオリンピックが平昌で開かれることになれば、国務総理を委員長とする効率的な安全管理体制を組織すると説明しました。
また30分以内に行ける病院を設けて、最高水準の便利な医療サービスを無料で提供すると述べました。
そしてメディアについては、24時間使用できるメイン・メディアセンターを開設するとともに、無料でインターネットサービスを提供し、技術面では世界最高レベルの有線・無線通信サービスを大会参加者全員に提供すると説明しました。
これで平昌誘致委員会は4日間に17のテーマに分けて行ったプレゼンテーションを全部終了しました。