冬のオリンピック開催に向けて3度目の挑戦をしている江原道(カンウォンド)平昌(ピョンチャン)郡は、調査に入っているIOCの評価団が現地を離れる20日に合わせて大規模な歓送イベントを行い、地元の強い熱意をアピールすることにしています。
これは平昌郡が18日明らかにしたもので、2018年の冬のオリンピック誘致候補都市の現地調査を行っているIOC=国際オリンピック委員会の調査評価団を歓送し、平昌をさらに印象付けるため、9000人あまりの住民が参加するユニークなイベントを行うということです。
歓送イベントは、IOC調査評価団が出国を前に現地を離れる20日の午前9時半と午後1時に2回にわたって行われ、9000人の住民が参加して、スキー場近くからインターチェンジ付近まで、長さ4キロにわたって人間の帯をつくるなど、大規模なものになる見通しです。
イベントには大勢の住民が各国の国旗や五輪旗などを手に持って参加し、歓送イベントを盛り上げるための農楽隊や軍楽隊、マーチングバンドなど楽しい公演が繰り広げられる予定です。