北韓では金正日国防委員長の69歳の誕生日を迎えた16日、各地で大々的な祝賀行事が行われましたが、今年の誕生日は過去と違って、キム・ジョンウン氏への権力継承をアピールすることに重点が置かれました。
北韓の朝鮮中央テレビは16日、金正日国防委員長が去年、軍部隊を視察した模様などを盛り込んだ記録映画を放映しましたが、その中には去年1月の視察にキム・ジョンウン氏が同行した模様も含まれていました。
この記録映画には、キム・ジョンウン氏が画面の中央に登場するカットもあり、キム・ジョンウン氏が早くから後継者としての修業を積んでいたことをアピールする狙いがあると見られます。
金正日国防委員長の誕生日を契機に、北韓ではキム・ジョンウン氏への権力継承が加速化するものと見られています。
金正日国防委員長の健康も安心はできない状況なので、金日成国家主席の誕生100年に当たる来年まで権力継承を終える可能性が高いという見方も出ています。
そのため4月に開かれる最高人民会議でキム・ジョンウン氏が国防委員会第1副委員長に就任し、その後、中国を直接訪問する可能性もあるとされています。