アメリカの国家情報局は10日、「定例安全保障報告書」を議会に提出しましたが、北韓を核保有国として認めないというこれまでの立場が記述されず、関心が寄せられています。
国家情報局は、アメリカの安全保障と国家の利益に反する潜在的な脅威についての報告書を毎年議会に提出しています。
今回の報告書は、アルカイダをもっとも脅威的な国際テロ組織だと明記し、イランや北韓を大量破壊兵器の拡散防止を脅かす国と指摘するなど、ここ数年の内容と大きく変わっていません。
ただ、去年の報告書は「北韓を核保有国として認めない」と明記していますが、今年の報告書ではこうした内容は記述されていません。
ワシントンの外交消息筋は、北韓を核保有国として認めないというのはアメリカ政府の一貫した政策であり、報告書に記述されなかったからといって、その政策が変わったわけではないとしていますが、アメリカの対北韓政策が微妙に変化しているのではないかという指摘も出ています。