大卒や大学院卒の失業者が去年、過去最多の35万人に上りました。
統計庁が1日、まとめたところによりますと、大学や大学院を卒業した後も職につけなかった失業者は、34万6000人で、統計を取り始めた2000年以降、最も多くなっています。
大卒や大学院卒の失業者は、2000年には23万人でしたが、去年は35万人と、この10年で11万6000人増えたことになります。
一方、大卒以上の失業者が就職先として好む公共機関や大企業の働き口は、アジア通貨危機前の1995年は412万7000件でしたが、2008年には372万4000件に、40万3000件 10%近く減少しました。
一方、大学進学率は1995年の51.4%から、2008年は83.8%と急増し、大学卒業者は33万人から56万人に23万人も増えています。
このように、大学卒業者が急増している一方で、高学歴者が希望する働き口は減っていることが失業者の増加の要因とみられています。