文化
エコカーで南極点に到着 韓国の遠征隊
Write: 2011-01-29 14:14:45 / Update: 2011-01-29 14:47:08
地球温暖化の原因である温室効果ガスを減らすよう呼びかけるために、エコカーを使って南極探検に乗り出した韓国の遠征隊が28日、目標の南極点に到着しました。
この遠征隊は韓国の代表的な登山家、パク・ヨンソク(48)さんが率いる「グリーン遠征隊」で、去年の12月19日に南極大陸にベースキャンプを設けて、およそ1200キロ離れた南極点に向って出発しました。
遠征隊は石油など化石燃料は一切使わず、世界で初めて太陽光で発電するスノーノービル型のエコカーを利用して南極を横断し、地球の温暖化現象を引き起こす原因である温室効果ガスを減らそうというメッセージを伝えることを目標にしていました。
しかし異常気象などで太陽光が阻まれて充電に20時間もかかって10キロ移動するなどの強行軍が続いたため、目標を南極点到着に修正していました。
グリーン遠征隊を率いるパク・ヨンソクさんは「1週間に3日以上も暴風が続いたりして、エコカーの充電に普段の4倍以上の時間がかかった。しかしエコカーによる南極点到達は、地球環境の指標といえる南極で環境保全を呼びかける成果をおさめた」と強調しました。
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