去年のバンクーバーオリンピックの女子フィギュアスケートで韓国初の金メダルを獲得した金妍兒(キム・ヨナ)選手は、ことし3月、東京で開かれる世界フィギュアスケート選手権に出場し、新しいショートプログラムとフリースケーティングに挑戦します。
金妍兒選手は、去年10月からアメリカのロサンゼルスで練習に励んでおり、ショートプログラムにはバレエ音楽の「ジゼル」を、フリースケーティングには「アリラン」など韓国の伝統音楽を編曲した「オマージュ・トゥ・コリア(Homage to Korea)」をそれぞれ準備しています。
金妍兒選手は、所属のマネージメント会社を通じたコメントで、「「ジゼル」は、私自身がジゼルになった気持ちで、強く愛らしく、そして悲しさなどさまざまな感情を表現したい。また「オマージュ・トゥ・コリア」は、これまで挑戦したことのない韓国の伝統音楽を使うことで、より韓国的な姿を盛り込んでみたい。これまで私を応援してくれた人々に対する感謝の気持ちを表現します」と語っています。