アメリカ国務省のクローリー次官補は、北韓には、アメリカの専門家に公開した寧辺(ヨンビョン)の施設以外にも、ウラン濃縮施設が存在する可能性があるとして懸念を示しました。
クローリー次官補は、14日の定例記者会見で、「スタンフォード大学国際安保協力センターのヘッカー所長が11月に確認した寧辺の施設は氷山の一角だ。ウラン濃縮のためには、少なくとももう1つの別の場所でなされた作業が必要なはずだ」と述べ、ウラン濃縮施設が複数存在する可能性を明らかにしました。
これについて、外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官は、「断定することは出来ないが、アメリカの主張も一理あると個人的に思っている」と述べました。
また、これに先立って、アメリカのデービス国際原子力機関担当大使は、今月初旬、「北韓は、自らの主張とは違って、2009年4月以前からウラン濃縮活動をしてきた可能性が高い」と述べ、北韓が、公開された寧辺の施設より先に他のウラン濃縮施設を所有している可能性があるという見方を示していました。