IAEA=国際原子力機関の定例理事会が2日、ウィーンで始まり、北韓のウラン濃縮施設が他にもある可能性が指摘されました。
これはアメリカのデービーズIAEA大使が指摘したもので、それによりますと、北韓は2009年4月以前からウラン濃縮計画を進めていたと見られ、それが事実なら北韓は国内に別の濃縮施設を持っている可能性が高いということです。
北韓は最近、アメリカの核専門家に対してウラン濃縮施設を公開しましたが、デービーズ大使の発言は、北韓がさらにウラン濃縮施設を持っている可能性を示唆するものです。
また、IAEAの天野之弥事務局長は北韓のウラン濃縮活動は深刻な状況だと懸念を示し、北韓に対してNPT=核拡散防止条約の順守やIAEAの査察を受け入れるよう促しました。
さらに、EU=ヨーロッパ連合の代表は、北韓の核関連の金融取引を抑制するため、各国の金融機関が監視を強化すべきだと主張しました。
一方、理事会では、民間の内部告発サイト「ウィキリークス」が最近暴露したアメリカの機密文書の中で、北韓が海岸地帯に核施設を保有している可能性に触れた内容についても話が出ましたが、韓国政府は信ぴょう性が低いと評価しました。