韓米FTA=自由貿易協定の争点をめぐる再協議が、ワシントンで30日から始まり、韓国代表として協議に臨む金宗壎(キム・ジョンフン)通商交渉本部長は、「牛肉は交渉の対象ではない」とする立場を再度強調しました。
金宗壎通商交渉本部長は、30日、現地の空港に到着し、記者団に対して、「今回の交渉の焦点は、自動車にしぼられ、アメリカ産牛肉の輸入拡大は交渉の対象ではない」と断言しました。
その一方で、金宗壎通商交渉本部長は、2007年6月に両国が締結・署名した協定文を修正する可能性については、「やってみなければわからない」として、協定文を修正する可能性もありうることを示唆しました。
一方、野党民主党は、30日、きょうからワシントンで始まる韓米FTAの再協議について、「時期的に好ましくない」とする考えを示しました。
民主党のチョン・ビョンヒョン政策委員会議長は、30日の院内対策会議で、「最近の不安な韓半島情勢からして、(安保面でアメリカの協力が必要な)いまこの時期にアメリカと交渉を行うのは韓国側にとって極めて不利だ」と強調しました。そのうえで、チョン・ビョンヒョン政策委員会議長は、「アメリカに一方的に譲歩する再交渉になってはならない」と警告するとともに、すべての交渉過程を国民に公開し、国会の検証を受けるべきだと強調しました。