政府は北韓の延坪(ヨンピョン)島砲撃を受けて、制限していた開城(ケソン)工業団地への原材料と完成品の搬入・搬出を29日、6日ぶりに一部認めました。
このため、29日午前、原材料を積んだトラック49台が開城工業団地に向い、食材など生活必需品の輸送などを合わせますと、65人が北韓入りしました。
政府が開城工業団地への出入りを認めたのは、開城工業団地に入居している韓国企業のうち、資材不足で操業できなくなった企業が相次いでいるためです。
開城工業団地には現在、121の韓国企業が操業していますが、ほとんどの企業は原材料を3日分ほどしかストックしていないということです。
このため開城工業団地企業協会は29日、国会を訪問して、毎日トラック300台が運んだ輸送量を、現在の50台あまりではカバーできないとして、北韓を出入りできる車両をさらに増やすよう申し入れました。
政府は開城工業団地に滞在する韓国人の身辺の安全のために、当分の間、出入りできる人数の制限を続けることにしています。