広州アジア大会9日目の20日、韓国はゴルフで男女とも、個人戦と団体戦で2大会連続の金メダル総なめとなりました。
まず女子個人では、キム・ヒョンス選手が通算11アンダーの277で優勝しました。
また女子代表チーム3人のうち上位2人のスコアで競う団体戦では、16アンダー560となり、中国の5アンダー571を抑えて、金メダルを獲得しました。
また男子個人では、高校生のキム・ミンフィ選手が通算15アンダー274で優勝しました。
そして4人のうち上位3人の記録で競う男子団体戦で、韓国チームは22アンダー842で、インドに32打差をつけて金メダルをとりました。
韓国チームは、前回のドーハ大会でも男女の個人と団体戦で金メダルを総なめにしています。
ボウリング男子トリオの決勝は韓国選手同士の対決となり、金メダルと銀メダルを獲得しました。
ボウリング男子トリオの決勝は、韓国チーム同士の対決となり、チェ・ボクウム(23)、チェ・ヨンギュ(23)、チャン・ドンチョル(24)のチームが連続のストライクで合計4061点を記録して優勝し、金メダルを獲得しました。
そしてホン・ヘソル(20)、ソ・サンチョン(26)、チョ・ヨンソン(24)のチームは、合計3952点で銀メダルをとりました。
一方、自転車の個人ロード・タイムトライアルでは男女ともに金メダルを獲得しました。
男子個人ロード・タイムトライアル53.4キロでは、有力選手のけがで大会初参加のチェ・ヒョンミン(20)選手が1時間8分16秒12の記録で金メダルを獲得しました。
また女子個人ロード・タイムトライアル35.6キロでもイ・ミンヘ(25)選手が49分38秒357の記録で金メダルをとりました。
フェンシングでは男子フルーレ個人で韓国のチェ・ビョンチョル(29)選手が香港選手と対決して、15対14で勝ち、金メダルを手にしました。
韓国はまたセーリングの男子レーザー級でも、今年のアジア選手権大会で優勝したハ・ジミン選手(21)が金メダルを獲得しました。
一方、アーチェリーの男子予選で、高校生のキム・ウジン選手(18)が個人で1387点を記録して世界記録を更新し、広州アジア大会の組織委員会が世界記録更新に掲げた報奨金1万ドルを手にしました。
韓国は20日現在、金メダル51、銀メダル43、銅メダル56で総合2位を維持しています。