広州アジア大会5日目の16日、 水泳のパク・テファン選手が、競泳の400メートル自由形で優勝し、今大会2冠王に輝きました。パク・テファン選手は、400メートル自由形決勝でことしの世界最高記録３分４１秒５３で1位となり、2006年のドーハアジア大会に続きアジア大会2連覇を果たしました。
パク・テファン選手は、14日に行われた男子200メートル自由形でも１分４４秒８０のアジア新記録で２大会連続の金メダルを獲得しています。
またこれに先立って行われたボウリング女子個人戦では、ドーハアジア大会団体戦の金メダリスト、ファン・ソンオク選手が6ゲーム合計1395点で優勝。
さらに、体操の男子ゆか決勝ではキム・スミョン選手が、中国の張成龍選手と同点の15.400点を獲得、共同で金メダルに輝きました。キム・スミョン選手は、2006年のドーハアジア大会ではあん馬で金メダルを手にしています。
韓国はまたこの日、自転車の男子団体追抜決勝でも金メダルを追加しました。
しかし、期待されていた柔道男子60キロ級の北京オリンピック金メダリスト、チェ・ミンホ選手は、決勝進出に失敗し、銅メダルにとどまりました。
韓国は、16日午後10時までに、金メダル22、銀メダル16、銅メダル25を獲得し、総合2位を守っています。