広州アジア大会3日目の14日、柔道女子70キロ級の決勝は南北対決となりましたが、韓国のファン・イエスル選手が相手の反則で勝って金メダルを獲得しました。
準決勝で中国選手を一本勝ちで破って決勝に進出したファン・イエスル選手は、北韓のソル・ギョン選手との金メダル争いに臨みました。
試合開始12秒で北韓のソル・ギョン選手が自分の頭をマットに当てて肩越しに韓国のファン・イエスル選手を投げようとしました。
しかし頭をマットに当てて決める技は、けがの恐れがあるため禁止されており、審判は北韓のソル・ギョン選手の反則負けを宣言しました。
柔道で反則負けは相手の一本勝ちと同じであることから、ハン・イエスル選手の金メダルとなりました。
その後行われた男子81キロ級ではキム・ジェボム選手がウズベキスタンの選手に一本勝ちし、韓国は14日の柔道競技だけで金メダル2つ、銅メダル1つを獲得しました。