韓国とアメリカが、FTA=自由貿易協定の争点を再調整するためのソウルでの通商担当者による最終協議は、6日、前日までの交渉内容をもとに、まだ意見の隔たりが残っている部分について歩み寄りをはかり、未解決の争点は来週明けに予定されている通商長官会談で最終結論を出すことになりました。
4日と5日の2日間、非公開で行われた実務者協議で、アメリカ側はアメリカ製自動車への安全基準や排気ガス基準の緩和、関税の払い戻し制度の縮小と牛肉市場の全面開放を要求してきたものとみられます。
これに対して韓国側は、燃費の規制などで検討すると柔軟な姿勢を示しましたが、牛肉の全面開放は受け入れられないという考えを示したもようです。
韓国側はまた両国がすでに署名したFTA協定を修正することはできず、付属書を修正するなどの方法で合意内容を盛り込むことを提案したのに対して、アメリカは合意内容の法的・制度的な保障が求められるとしてFTA協定文の修正を主張しているもようです。
両国は6日の協議でも合意できなければ、7日にも協議を続け、未解決の争点は来週明けにソウルで予定されている通商長官会談で最終結論を出すことにしています。