韓国とアメリカとのFTA=自由貿易協定の争点を話し合うための通商トップ会談が、アメリカ・サンフランシスコで行われましたが、これといった成果なく終わりました。
韓米の通商トップを務める外交通商部の金宗壎(キム・ジョンフン)通商交渉本部長とアメリカ通商代表部のカーク代表は、26、27日の2日間、韓米FTAの争点を解決するため話し合いましたが、結局合意点を見出すことはできませんでした。
カーク代表は会談後声明を出し、韓米FTAについて話し合うため、来月ソウルで開かれるG20首脳会議の前にもう一度会談を行うことで合意したと明らかにしました。
しかし、会談の内容にはまったく触れず、次回会談の具体的な場所や時間もまだ決まっていないということです。
李明博(イ・ミョンバク)大統領とオバマ大統領は、今年6月にカナダで開かれたG20首脳会議で、韓米FTAの争点をG20ソウルサミット以前に解決することで合意しており、その後、双方は数回にわたって実務協議を行ってきました。
これまでの実務協議で、アメリカ側は自動車障壁の緩和や月齢30か月以上の牛肉の輸入許可を求めており、これに対して韓国側は、FTA協定文の修正には決して応ずることはできず、また、牛肉市場の開放問題はFTAとは別問題だとの姿勢を貫いているということです。