南北の離散家族再会の定例化に向けた南北赤十字協議は2日目の27日も、引き続き北韓の開城(ケソン)で話し合いが行われていますが、接点を見出すことができるかどうか不透明な状況です。
初日の協議で韓国側は、離散家族の再会について、
▼冬場の12月から2月を除いて、毎月南北それぞれ100家族規模で再会できるよう定例化すること、
▼すでに再会した離散家族は持続的に再会できるようにすること、
▼離散家族の全面的な生死確認を行うこと、
▼80歳以上の高齢者は故郷を訪問できるようにすること、
▼韓国戦争の際に北韓に捕虜となった韓国軍兵士と拉致被害者を送還することなどを求めました。
これに対して北韓側は、離散家族の再会事業を年に3-4回ほどに定例化する代わりに、現在中断している金剛山(クムガンサン)観光と人道的な協力事業の再開を主張し、初日の協議は難航しました。
このように北韓は離散家族再会の定例化にこれまでとは違って、前向きな態度を示しているものの、協議最終日の27日もその前提条件として金剛山観光と人道的協力事業を再開するよう重ねて求めてくるとみられ、接点を見出すことができるかどうか、見通しがつきにくくなっています。