三星(サムソン)ライオンズが4年ぶりの韓国シリーズ出場を決めました。
プロ野球のプレーオフ第5戦が13日、大邱(テグ)球場で行われ、三星ライオンズが延長11回の接戦の末、6対5で斗山(トゥサン)ベアーズを下して、韓国シリーズへの出場を決めました。
プレーオフでは先に3勝したチームが韓国シリーズへ出場できることになっており、双方が2勝2敗で迎えた第5戦、三星が斗山に勝って3勝2敗となり、韓国シリーズ出場を果たしました。
韓国シリーズではペナントレース1位のSKワイバーンズと対戦することになります。
SKと三星が韓国シリーズで対戦するのは今回が初めてで、今シーズのペナントレースでの成績はSKが三星に対し、10勝9敗でリードしています。
韓国シリーズは15日から始まり、第1戦と第2戦はSKのホームグラウンドである仁川(インチョン)文鶴(ムンハク)球場で、第3戦と第4戦は三星のホーム、大邱球場で行われます。
そして第5戦と第6戦、第7戦はどちらのホームでもない蠶室(チャムシル)球場で行われます。
これは三星のホームグラウンドである大邱球場の規模が1万2000席に過ぎず、韓国シリーズに出場したチームのホーム球場が観衆2万人を受容できない場合、蠶室球場で試合を行うように定めた韓国野球委員会の規定によるものです。
韓国シリーズでは7戦のうち、先に4勝したチームが優勝します。