アジア通貨危機のあと、債権団の管理の下にある現代建設は、去年から経営難に陥り、売却に向けた具体的な作業が始まりました。
外換銀行など現代建設の債権団は24日、主な日刊紙に売却広告を出し、債権団が保有している現代建設の株式のおよそ35%に当たる3887万9000株を売却すると明らかにしました。
債権団は来月1日までに入札参加意向書(LOI)を受け付け、11月12日までに入札を実施し、年末までに優先交渉対象者を選定して本契約を締結する方針です。
買収に名乗りを上げているのは、いずれもかつては現代財閥に属していたグループです。
まず、現代商船を中心とする現代グループは、現代建設が現代商船の株を8.3%保有しているため、最も積極的に臨んでいます。
また、現代起亜車グループも、経営権相続問題も絡んで、諮問団を構成するなど、積極的な姿勢です。
業界では、資金力などを考慮すると、現代起亜車グループが現代建設の新しい主になる可能性が高いと見ています。
債権団は、各企業から提出された書類をもとに、経営能力など重要な項目を綿密に評価し、優先交渉対象者を決めるとしています。