韓国銀行は9日、金融通貨委員会を開き、政策金利を年2.25%に据え置くことを決めました。
これは、主要国の景気鈍化で世界経済の不確実性が拡大しており、輸出依存度の高い韓国経済にも悪影響が出る恐れがあることが背景になっているものとみられます。
先月27日に発表されたアメリカの第2四半期の経済成長率は1.6%で、1か月前の速報値2.4%を大きく下回り、アメリカ経済が二番底に陥る可能性が指摘されています。
しかし、韓国銀行は、アメリカが二番底になる可能性は低いとみており、また、韓国経済は下半期も高い成長を続けていくとして、今後内需の拡大や国際原材料価格の値上がりなどで物価上昇圧力が高まるものとみています。
実際に、8月の消費者物価は去年の同じ期間より2.6%上昇し、7か月連続で2%台の上昇となりましたが、新鮮食品は20%急騰し、国際原材料価格や生産者物価、輸入物価も高い水準となっています。
このため、政策金利は7月に続いて、年内にも引き上げられる可能性が高いものとみられます。