北韓は、中国との国境を流れる鴨綠江(アプロクガン)が氾濫して北韓の新義州(シンウィジュ)一帯が浸水し、大きな被害が出ているとして、浸水発生4日目の24日、国連に緊急支援を要請しました。
アメリカの自由アジア放送(RFA)が、25日報道したところによりますと、北韓は、24日午後、国連に緊急支援を要請し、これを受けて、北韓の平壌(ピョンヤン)で活動している国連機関が25日中に北韓当局と協議して支援方法を検討する予定だということです。
北韓は、先月中旬から大雨によって大きい被害を受けましたが、これまで国連など国際社会には支援を要請していませんでした。
一方、これと関連して、韓国の対北韓支援団体は、北韓の復旧支援のための準備に入りました。
北韓支援の56団体で作る「対北韓協力民間団体協議会」は、25日に常任委員会を開き、北韓の洪水被害と関連し、支援方策について話し合いました。
対北韓協力民間団体協議会の関係者はこれについて「政府との協議を経て、来月初めか中旬にトウモロコシ、小麦粉、粉ミルクなどの支援物品を北韓に送る方針だ」と述べました。
一方、統一部は、北韓の今回の洪水被害について、2006年や2007年に発生した洪水に比べると、被害が深刻ではないと判断し、別途の支援策は検討していないということです。
しかし、最近、与党ハンナラ党から北韓への米支援を再開するための議論が行われており、もし北韓からの支援要請があった場合は、統一部の方針が変わる可能性もあるものとみられています。