北韓は9日、韓半島西側の西海の海岸から韓国側に向けて130発あまりの砲弾を発射し、一部は韓国側水域に落下したことが確認され、韓国軍は警戒態勢を強化しています。
韓国軍関係者はこの日、「北韓軍が午後5時半から3分間、韓国の西側の白翎(ペクリョン)島付近の海の軍事境界線である北方限界線の近海に向けて砲弾を発射した後、5時52分から6時14分までの22分間、再び120発を発射し、その一部は韓国側水域に落下した」と発表しました。
北韓の砲撃による韓国軍の被害はなく、韓国海軍は北韓軍の射撃に対する警告射撃を自制するとともに、警戒態勢を強化しています。
また海軍は午後6時前からは無線で北韓に向けて警告放送を開始しており、6時14分以降は追加の砲撃は行われていないということです。
今年3月下旬に発生した哨戒艦沈没事件の後、北韓軍による挑発行為は今回が初めてです。
韓国軍はこの近海で5日から行っていた軍事訓練を9日終了したばかりで、北韓の行動は韓国軍の軍事訓練への対抗措置とみられると分析しています。
北韓は先週、韓国側の軍事訓練に対して「強力な物理的打撃で鎮圧する」と警告しており、8日には東海で操業中だった韓国のイカ釣り漁船をだ捕しています。