文化
韓半島から流出の文化財 日本に6万点
Write: 2010-07-28 14:18:29 / Update: 2010-07-28 14:18:29
韓半島から流出した文化財およそ6万点が、日本の国立博物館や大学など250カ所に所蔵されていると、日本の朝日新聞が28日報道しました。
これは朝日新聞が韓国国立文化財研究所の調査結果として報道したもので、韓国から日本に流出した文化財およそ6万1000点の日本での所蔵先が発表されたのは今回が初めてです。
韓国国立文化財研究所によりますと、日本では東京国立博物館、京都国立博物館、東京大学などの国公私立の57の施設、東京芝の増上寺や京都の知恩院など東京や京都を中心とした神社仏閣145カ所、個人48人が、韓半島から流出した、価値のある陶器、石塔、仏像、書籍、などの文化財を所蔵しているということです。
日本政府は、1965年に韓国と「文化財・文化協力協定」を締結した際、韓国が返還を求めた文化財4479点のうち1432点を韓国に返還しており、個人が所有している文化財の返還は難しいという立場を示しています。
しかし今回の調査によって、協定締結当時は所在が把握できずに韓国に返還できなかった文化財が多数存在することが明らかになったため、文化財の返還をめぐる論議が再び活発化する可能性があるものとみられています。
おすすめのコンテンツ
カルチャーラボK
2025-11-26
ソウル・暮らしのおと
2025-11-21
韓国WHO‘SWHO
2025-11-17