韓国銀行は9日、金融通貨委員会を開き、長期間据え置かれていた政策金利を0.25ポイント引き上げ、年2.25%にすることを決めました。
政策金利は去年2月に2.5%から2.0%に引き下げられて以来、国内外の経済に不安要因があるとして16ヶ月間据え置かれていました。
政策金利は当初、来月に引き上げられるものと見られていましたが、景気回復が順調で、今年のGDP伸び率が6%に達するものと予想されており、下半期にはインフレの圧力が高まる可能性があるという指摘も出ていることから、早期の引き上げに踏み切ったものと見られます。
6月の消費者物価の上昇率は2.65%で、2%台を維持していますが、上半期全体の上昇率は2.7%で、韓国銀行の予想の2.6%を上回っています。
IMF=国際通貨基金は今月6日、韓国の今年のGDP伸び率の予想を4.5%から5.75%に上向き修正し、政策金利の引き上げを勧告していました。
韓国銀行は年内にさらに政策金利を引き上げるものと予想されていますが、ヨーロッパの財政危機、アメリカや中国の景気回復のスピードなど、対外要因も考慮して、その幅は大きくないものと見られています。