EU=ヨーロッパ連合の立法機関に当たる欧州議会は8日、北韓の人権状況を非難する決議を採択しました。
決議文は、北韓では裁判を受けることなく逮捕または拘禁されるケースが多く、国連の人権特別事務官の訪問を拒否するなど、人権状況を改善するための国際社会の努力に協力することを拒否していると指摘しました。
また、脱北者の証言を根拠に、北韓には少なくとも6ヶ所の政治犯収容所があり、適切な司法手続きを経ずに公開処刑されるケースも多いとしています。
その上で、北韓に対して、国連の人権特別事務官の訪問を受け入れ、政治犯の公開処刑を中止するなど、人権状況を改善するために努力するよう促しています。
欧州議会は今年6月に韓国海軍の哨戒艦沈没事件と関連して、韓半島の平和を妨げる挑発行為だとして、北韓を糾弾する決議を採択していますが、北韓の人権状況を非難する決議を採択したのは2006年6月以来です。