IMF=国際通貨基金は、韓国の今年の経済成長率の見通しを、これまでの4.5%から5.75%に上方修正しました。
韓国を訪問しているIMFの協議団は、6日、企画財政部で年次協議の結果を発表し、「韓国経済は2009年初めから政府の景気浮揚策や金融政策、世界貿易の正常化などを背景に著しく回復した。そのため、韓国の今年の経済成長率は5.75%、来年は5%になると予想される」と評価しました。
IMFは、去年12月に韓国の2010年の経済成長率が4.5%になるという見通しを示していましたが、今回の韓国訪問を通じて韓国政府が先月24日に発表した見通しと同じ水準に上方修正した形となりました。
また、IMFは、「ヨーロッパの金融危機や韓半島の地政学的リスクなどが悪材料になる可能性もあるが、設備投資と在庫率が予想以上に早いペースで回復しているので、バランスは維持できるものとみられる」と述べました。
さらに、実質成長率から潜在成長率を差し引いたGDPギャップが今後数か月で減少するとの見通しを示し、徐々に政策金利を引き上げるなどして段階的な出口戦略に乗り出すよう求めました。