韓国の今年上半期の経済成長率は7%を上回ったものとみられます。
企画財政部がまとめたところによりますと、今年上半期に輸出が増えるとともに、内需景気も回復したことから、GDP=国内総生産が去年の同じ期間に比べて7.2%成長したものと見込んでいます。
政府のこのような判断は今年第1四半期に8.1%成長したのに続いて、第2四半期も6.3%成長したとみられることによるものです。
今年5月の設備投資は前年同期に比べて22%、鉱工業生産は21.5%、製造業稼働率指数も13%それぞれ上昇するなど各種の経済指標が好転しています。
また6月の貿易収支は74億7000万ドルの黒字と、月別としては最高額を更新するなどして今年上半期の貿易黒字は189億4000万ドルに達しました。
このため政府は本格的な出口戦略を実施するため、8月には政策金利を引き上げる可能性が高くなりました。
これについて財政経済部関係者は「今年上半期の経済指標だけみると、韓国経済はおととしの経済危機以前の水準にまで回復したといえる。しかし下半期には経済成長のスピードが鈍くなる可能性があり、南ヨーロッパ諸国の財政危機などの変数もあるので、慎重に政策を運用していく」と話しています。