サッカーワールドカップ南アフリカ大会、21日開かれた北韓とポルトガルの試合で、北韓は0対7で完敗しました。
試合は、韓国時間で21日夜ケープ・タウンで行われ、世界ランキング105位の北韓は、ランキング3位のポルトガルを相手に、前半は固い守りをみせ、29分に失った1点に止めて折り返しました。
しかし、後半に入って攻撃に転じた半面、守備が乱れて大量6点を失い、0対7で完敗しました。
これで、北韓は1次リーグ2敗となり、25日に行われる予定のコートジボワールとの試合の結果に関係なく、決勝トーナメントへの進出はなくなりました。
一方、北韓は21日の試合を、北韓メディアの「朝鮮中央通信TV」を通じて初めて生中継で放送しました。
44年前の1966年に開かれたワールドカップイングランド大会で準決勝に進出したことを紹介するなど、勝利に自信をみせていましたが、後半、ポルトガルのゴールラッシュに会い、最終得点も伝えずに急いで中継を終えたということです。
ところで、韓国で今回の試合の視聴率は、25.5%で、北韓の試合に対する高い関心をうかがわせます。