先月、韓国原子力安全技術院が管理する最北端測定所で、放射能物質のキセノンが大量に検出されたことが21日確認されましたが、北韓がかかわっている可能性は低いとみられています。
キセノンは自然からは検出されない気体状態の放射能物質で、通常、核実験の証拠とされます。
これについて政府消息筋は、「韓国北東部の休戦ライン近くにある測定所でキセノンが大量に検出された。しかし地震波が全く観測されなかったため、これだけでは北韓が核実験を行ったとはいえない」と述べました。
北韓は先月12日、「自らの技術で核融合反応に成功した」と主張しており、ウランやプルトニウムを使う核兵器よりさらに強力な水素爆弾を製造できる技術を北韓が保有したのではないかという見方が流れていました。
これについて他の消息筋は「キセノンは病院で放射能治療をする際にも検出できるので、別の理由で検出された可能性が高い」と述べて、北韓がかかわっている可能性は低いという考えを示しました。