韓国の貿易依存度は2年連続80%を上回って極めて高く、韓国経済の成長に潜在的な負担になる恐れが出ています。
企画財政部が16日発表したところによりますと、去年の2009年の貿易依存度、つまり韓国の国民所得に占める輸出入額の割合は、82.4%となり、2年連続80%を上回りました。
これについて企画財政部の関係者は、「原油価格の下落や世界的な景気後退などによって韓国の貿易依存度が高くなっている。貿易依存度があまりに高い場合、韓国経済の状況が世界的な経済情勢によって大きく左右される可能性があり、世界的な不況の際は国内経済全体が不安定な状態になる恐れがある」と説明しています。
韓国の貿易依存度は、1998年に通貨危機を受けて65.2%まで上昇し、その後2007年まで50~60%台で推移していましたが、2008年の世界的な経済後退の影響で為替レートの変化や輸出の減少を背景に、2008年の韓国の貿易依存度は92.3%まで急増していました。
一方、政府は、これを受け、輸出部門の競争力を高めるほか、高付加価値のサービス産業の規制を緩和するなど、内需市場の拡大にも力を入れていくことにしています。