韓国銀行は10日、金融通貨委員会を開き、政策金利を去年3月以来16か月連続で年2.0%に据え置くことを決めました。
これは、南ヨーロッパの国々の財政危機がハンガリーなど東ヨーロッパへ拡大する可能性が表面化し、経済に不安定要素があると判断されたためです。
しかし、韓国銀行は、韓国の第1四半期の経済成長率は8.1%で、就業者数も8年ぶりに大幅に増加するなど、韓国経済が急速に回復しているため、金利を引き上げる時期が近づいているとみています。
この日韓国銀行が発表した「最近の国内外経済動向」報告書の中では、「韓国経済がプラス成長を続けるなか、消費者物価の上昇圧力が次第に高まるだろう」との見通しを示し、物価上昇を抑制するための政策金利引き上げの可能性を示唆しています。
韓国銀行はまた、今後の経済動向について、南ヨーロッパの国々の財政危機で世界経済の成長が鈍る可能性はあるものの、二番底になる可能性は低いとみています。
このため、対外経済の状況を見守りながら、第2四半期の国内景気指標を確認したうえで、8月または9月に政策金利を0.25ポイント引き上げる可能性が高いものとみられます。