景気の回復が続き、就職した人の数が前年同期と比べて大幅な増加となりました。
統計庁が9日発表した「5月の雇用動向」よりますと、先月就職した人は2430万6000人で、前年同期に比べて58万6000人増えました。
これは、8年前の2002年4月以来で、最も大きな増加幅です。
就職した人の数が増えたため、雇用率も60%となり、2008年10月以後初めて60%台を回復しました。
産業別にみますと、就職した人の数は農業と漁業を除いたほとんどの業種で増加したということです。
一方、先月の失業者数は79万3000人で、前年同期に比べて14万5000人少なく、今年に入って初めての減少となりました。
これによって、失業率は2か月連続3%台に止まり、このうち若年層の失業率は4月より2.2%減少して、6.4%となったということです。
統計庁はこれについて、「輸出の増加が続くなど景気の回復が著しく、就職者数が大幅に増加した」と説明しています。