韓国軍は、韓国と北韓の軍事境界線付近の2か所に、北韓向け宣伝放送のための拡声器を設置しました。
韓国軍当局は9日、南北の軍事境界線にある韓国軍の哨舎付近2か所に拡声器を設置する作業が完了したと発表しました。
これについて軍の関係者は、北韓が「宣伝用の拡声器を設置すれば、即時に拡声器に照準を合わせて射撃する」と反発しているため、作業は夜間に進められたと説明しています。
また、軍当局は拡声器の設置が完了したことを受け、周辺地域の警戒を強化するなど、万が一の事態に備えているということです。
韓国軍は今週まで拡声器の設置作業を続け、まず第1段階として拡声器10台を設置する計画ですが、拡声器による宣伝放送の開始は、哨戒艦「チョナン艦」沈没事件に関する国連安保理での議論や南北関係を総合的に考慮して時期を決めるとしています。
軍当局は、哨戒艦沈没事件の対応措置として、ラジオによる宣伝放送をすでに始めていますが、拡声器による宣伝は今のところ先送りしています。