アメリカの女子プロゴルフツアー(LPGA)で韓国のパク・セリ(33)選手が3年ぶりに優勝、通算25勝となりました。
アメリカのアラバマ州モービルのマグノリアグローブで行われたアメリカ女子ゴルフツアーのベルマイクロ・クラシックは、16日に最終ラウンドが始まりましたが、雷雨のために途中で中止となり、前日までの順位が最終成績となりました。
この結果、通算13アンダーでパク・セリ、スサン・ペテルセン(ノルウェー)、ブリタニー・リンシカム(アメリカ)の3人が並び、パク・セリ選手がプレーオフを制しました。
これでパク・セリ選手は3年ぶりの優勝、通算で25勝目をあげました。
パク・セリ選手は1998年のUSオープンでの初優勝以来、2003年までの6年間、LPGAツアーで21勝を上げて、韓国人選手としては初めて「名誉の殿堂」入りを果たしましたが、2007年7月の大会以来、不振が続いており、今大会の優勝で、改めて健在ぶりを示しました。
パク・セリ選手はこれまでに韓国のゴルフ界に大きな影響を与え、その活躍ぶりに触発されてゴルフ選手になった世界ランキング1位の申智愛(シン・ジエ)選手などは「セリ・キッズ」と呼ばれているほどです。