韓国銀行は、ユーロ通貨圏の南ヨーロッパ諸国の財政危機を考慮して、年率2.0%の政策金利をこれまでで最も長い15か月連続で据え置くことを12日決めました。
これは、12日の金融通貨委員会で決まったもので、それによりますと、韓国の景気は速いペースで回復しているものの、ギリシャなど南ヨーロッパの財政危機で経済の不確実性は依然として根強いため、政策金利を据え置き、過去最長の15か月連続で年率2.0%を維持するということです。
韓国の経済状況は、今年第1四半期の経済成長率が前年同期に比べ7.8%成長となるなど著しく回復しており、長引いた低金利の影響で投資先が見つからないという声もあることから、近く政策金利が引き上げられる可能性もあるとみられていました。
金融当局は、南ヨーロッパ諸国の財政危機が韓国経済に与える影響は大きくないとみていますが、企画財政部の尹增鉉(ユン・ズンヒョン)長官は、今月3日、「今年第2四半期の経済成長率が集計されるまで、現在の政策を維持する」と述べていたほか、大統領府青瓦台と与党ハンナラ党も政策金利の引き上げには否定的な立場をみせていました。