中国を訪れている北韓の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長は3日、大連市に泊まって港湾施設やIT関連企業を視察した後、4日午後に北京に向うものとみられます。
金正日国防委員長は3日午後2時半頃、大連市内の自動車工場やIT関連企業、港湾施設を視察したのに続いて、4日午前は大連経済技術開発区を訪れました。
この開発区には韓国や日本の企業が入居しており、金国防委員長の開発区の視察は北韓が中国と協力して貿易の拠点として開発を進めているラソン港湾建設のモデルにするねらいがあるものとみられます。
金正日国防委員長はまた3日午後6時前には再びホテルを出発、大連港沖の島のリゾートで晩さん会に出席し、遼寧省の幹部や金正日国防委員長の中国訪問に同行しているとみられる中国共産党の王家瑞対外連絡部長などと食事をともにしたものとみられます。
およそ4年ぶりに中国を訪問した金正日国防委員長は、ホテルの正面玄関を利用して移動したことから、マスコミに健在ぶりを誇示した形となりましたが、髪の毛がかなり抜けている上、左足を引きずって歩く様子が3日のKBSの取材カメラにとらえられ、脳卒中の後遺症があるものとみられます。
金正日国防委員長が乗ってきた特別列車は大連駅にそのまま止まっており、4日午後には瀋陽を経て北京に向かい、5日、胡錦濤国家主席と会談を行う可能性があるとみられます。