北韓は27日、金剛山にある離散家族面会所の入り口に「没収」という張り紙をするなどして、韓国側が所有している不動産に対する没収と凍結措置を始めました。
北韓は27日から韓国側所有の不動産を没収・凍結するとして、関連企業の関係者が立ち会うよう一方的に通報してきたため、韓国の企業関係者およそ30人が27日、北韓入りしました。
統一部によりますと、北韓はこの日、韓国政府と韓国観光公社が所有している不動産5件に対して、これまでの「凍結」という張り紙の代わりに、「没収」と書かれた紙を張ったということです。
これについて現場に立ち会った韓国の企業関係者は「北韓軍兵士3人が銃を持っている厳しい雰囲気の中で没収措置が行われ、北韓は私たちに話す機会をくれなかった」と話しました。
北韓は28日には現代峨山(アサン)を除く韓国の企業が所有している不動産を、29日は現代峨山所有の不動産に対してもそれぞれ凍結措置を取り、30日には追加措置を取るとしています。
統一部の当局者は「北韓の没収と凍結措置は容認できないもので、強力に対応する方針だ。現在、必要な措置を検討中で、北韓が30日まで行う措置を見極めて判断する」としています。