冬のオリンピックで韓国史上初めてフィギュアスケートで金メダルをとった金妍兒(キム・ヨナ)が、今の所属会社との契約が今月30日に終了することから、両親が新しい会社を立ち上げて、今後、アイスショーや子ども対象のフィギュア教室などへ事業を広げることになりました。
金妍兒選手の法律代理人は26日、「金妍兒選手が韓国のスポーツマーケッティング会社のIBスポーツと結んだ契約が今月30日で終了することから、再契約せず、金妍兒選手の両親が代表取締役兼株主となる新会社を設立することになった。今後、金妍兒選手のアイスショーや、子どもを対象にするスポーツ教室などに事業範囲を広げていく予定だ」と発表しました。
新しい会社の名前はオールザット・スポーツで、代表取締役につく金妍兒選手の母親のパク・ミヒ氏は「これまで契約を結んでいる会社はいろいろな事業を繰り広げており、妍兒の管理と支援に限界があった。これからは新会社を立ち上げて妍兒の必要な部分を最適の条件で支援していく必要があると判断した」と伝えてきたということです。
これについてIBスポーツは、IBスポーツで金妍兒選手を担当してきた役員が辞表を出した後、IBスポーツの内部情報を利用して、新会社のメンバーに加わったとして、前役員を相手取って訴訟を起こす構えをみせています。