アメリカの信用格付け会社の「ムーディーズ」は14日、韓国の国債に対する格付けをこれまでのA2からA1に上向き修正し、国家信用等級の展望は「安定的」を維持しました。
ムーディーズが韓国に対する信用等級を上向き修正したのは2007年7月以来、およそ2年9か月ぶりのことで、1998年の通貨危機以降では最も高いレベルとなりました。
ムーディーズは韓国に対して上向き修正した背景について、韓国経済が政府の財政赤字を抑えながらも、世界的な経済危機から異例の速さで回復しているためだとしています。
ムーディーズはこのほか、韓国の外貨建て債券と外貨建て預金についても上向き修正しました。
これについて韓国の企画財政部は14日、「ムーディーズが韓国の国家信用等級を上向き修正したのは、韓国が1997年暮れの通貨危機以前の水準にまで回復したという意味を持っている」と評価しました。