1997年に韓国に亡命した北韓の元労働党書記、黄長燁(ファン・ジャンヨブ)氏が31日アメリカを訪問し、公開討論会で北韓の情勢について見解を述べる予定です。
黄長燁氏は、現地時間で4月1日午後、アメリカ・ワシントンの代表的な安保系シンクタンク・戦略国際問題研究所(CSIS)で開かれる公開討論会に出席する予定です。
黄長燁氏が海外で開かれる公開討論会に出席するのは、亡命以来初めてです。
黄長燁氏はこの討論会で、北韓の公式な政治思想で、黄長燁氏自らが理論化作業に参加した「主体(ジュチェ)思想」や、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の後継者問題、北韓の人権問題などについての見解を述べる予定です。
しかし、発言内容が敏感な話題であるだけに、韓国に帰国する4月8日までは討論会で発言した内容は報道しないよう戦略国際問題研究所に求めたということです。
また、黄長燁氏は4月4日から日本を訪問し、中井洽拉致問題担当相や日本人拉致被害者の家族などと面談する予定です。
黄長燁氏は北韓で最高レベルの位置にいた亡命者であるだけに、アメリカの討論会での発言内容が注目されます。