週休二日制の定着で韓国人は5年前に比べて労働時間が減ったものの、それによって増えた個人の時間は余暇活動として利用していないことが分かりました。
統計庁が30日まとめた2009生活時間調査結果によりますと、韓国の20歳以上の成人が賃金を得るための労働時間は1日平均3時間48分で、5年前の2004年に比べて14分減りました。
これは週休二日制が拡大実施されて、労働時間が減ったためと分析されています。
一方で、余暇を楽しむ時間も減少し、5年前より1日平均11分少ない5時間11分となり、労働時間の減少分がそのまま余暇に当てられているわけではありませんでした。
その代わりに睡眠時間、食事時間、個人衛生と健康管理などのための時間が1日平均10時間53分で、19分増えました。
家事の場合、共働きが増えた影響で、成人男性は5年前に比べて6分増えて、1日平均42分に、女性は5分減って、3時間35分になりました。
また児童・生徒の学習時間は5年前より17分増えて、1日平均6時間39分に、中でも高校生の学習時間は1日9時間を超えています。
また10歳以上の国民の70%近くは「普段忙しく、時間が足りないと感じている」ということです。