情報筋によりますと、北韓のパク・ナムギ前朝鮮労働党計画財政部長が、通貨単位を変更するデノミネーションの失敗の責任を問われ、先週、銃殺されたということです。
複数の北韓情報筋が18日連合ニュースに対して明らかにしたところでは、北韓では、去年末に行ったデノミネーションの失敗で民心が悪化し、キム・ジョンイル国防委員長の後継者に内定しているとされる三男のジョンウン氏の後継体制にも悪影響が出たとして、当局がすべての責任をパク・ナムギ前部長に負わせ、平壌(ピョンヤン)の射撃場で処刑したということです。
パク・ナムギ前部長には「革命隊に潜入した大地主の息子で、計画的に国家経済をだめにした」という罪名がつきましたが、北韓のエリートはもちろん、一般住民もほとんどがその罪名を信じておらず、北韓の指導部がパク・ナムギ前部長をスケープ・ゴートにしたと見ている雰囲気だということです。
パク・ナムギ前部長は、1月中旬に労働党中央党の幹部全員が集まって自己批判と相互批判をする「中央党大論争」の場で、厳しい批判を受けた後、直ちに拘束され、国家安全保衛部の取調べを受けたと伝えられました。
一方、脱北者が運営する北韓向け短波ラジオ「自由北韓放送」も18日、「貨幣改革を主導したパク・ナムギ前部長が今月初め、すべての責任を負い銃殺されたといううわさが平壌で出回り始め、地方にも広がっている」と伝えています。