デノミに当たる貨幣改革を行った北韓では物価の上昇に歯止めがかからず、北韓の市場で物価の指標となっているコメの価格はこの3か月間、およそ60倍に跳ね上がっているもようです。
北韓関連の情報をインターネット上でサービスしている「デイリーNK」が15日、伝えたところによりますと、北韓の首都、平壌(ピョンヤン)でのコメ価格は1キロ当たり1300ウォン、デノミ前の貨幣基準で13万ウォンとなり、デノミ直前の去年11月下旬の2200ウォンに比べて59倍になったということです。
コメ価格の急騰は国境地帯の新義州(シンウィジュ)や恵山(ヘサン)でも同じで50倍から63倍に急騰しているということです。
北韓は去年11月30日に100分の1のデノミにあたる貨幣改革を行って物価と闇取引を抑えようとしていました。
これについて北韓事情に詳しい国策研究機関の研究員は「年のはじめに北韓のコメの価格がここまで急騰したのは異例で、デノミの副作用とみられる」と分析しました。