多くの人たちに親しまれ、尊敬された法頂(ボプジョン)師が亡くなった後、生前の法頂師の生き方や哲学をつづった本が飛ぶように売れて、品切れ現象まで出ています。
ソウルにある大型書店では、「無所有」「すべてを捨てて去る」「清く香しく」など法頂師関連の本を買い求める人が普段の50倍にも増え、一部の本は品切れになっているということです。
またインターネットで本を販売しているサイトでも法頂師関連の本が販売順位1位から8位までを占めており、一部は注文を受け付けていないということです。
これは法頂師が亡くなる前に「この世で残した言葉の借りを来世まで持っていかない」とした遺言について、これ以上、本を出版しないことを要請したという分析が出たことから、絶版される前に買っておきたい読者が急増したためとみられます。