17日間、熱く燃え上がったカナダ・バンクーバーでの冬のオリンピックは韓国時間で1日正午前から閉会式が行われ、史上最高の成績を収めた韓国選手たちは、くつろいだ中にも誇らしげな表情で会場に入場しました。
韓国はスピードスケート男子500メートルで金メダル、1000メートルで銀メダルをとったモ・テボム選手が旗手をつとめ、今大会で最も注目を集めたフィギュアスケート女子シングルで世界最高得点で金メダルを獲得した金妍兒選手は、自分のデジタルカメラで周りを撮影しながら入場しました。
またスピードスケートのイ・スンフン、イ・サンファらのメダリストや、今大会初出場ながら最終決戦まで勝ち進んだボブスレーの代表チームも笑顔で入場しました。
韓国は今大会で金メダル6個を含む14個を獲得し、総合成績で5位、アジア勢トップの輝かしい成績をおさめました。
韓国がこれまでの冬のオリンピックで収めた最高成績は前回2006年のトリノ・オリンピックで、ショートトラックを中心に金メダル6個、銀メダル3個、銅メダル2個の総合7位でしたが、今回はこれを上回りました。
韓国選手たちは次の2014年にロシアのソチで行われる冬のオリンピックでもさらに頑張ることを誓いあっていました。
韓国選手団は2日午後、韓国に帰国します。