ガーシュインのピアノ協奏曲に合わせて軽やかに演技をこなした金妍兒選手は試合が終わった後、観衆の大きな拍手に感激の涙を流し、金メダルが決定した瞬間、再び涙を見せました。
金妍兒選手は授賞式が終わった後のインタビューで、「なぜ泣いたのか分からない。試合が終わってほっとしている。うまくいって嬉しい」と感想を語りました。
金妍兒選手はショート・プログラムだけでなく、フリースタイル、合計で全て世界最高記録を更新しました。
ところで、もう1人の韓国人選手のクァク・ミンジョン選手(16)は、合計155.53点で13位になりました。
クァク・ミンジョン選手は2009年の韓国ジュニア選手権大会の優勝者で、「リトル・キム・ヨナ」と呼ばれています。
韓国はこれで金メダル6個、銀メダル4個、銅メダル1個を獲得しました。