韓国銀行の発表によりますと、1月の経常収支が1年ぶりの赤字となりました。
韓国銀行が25日に発表した1月の国際収支動向によりますと、先月の経常収支は4億5000万ドルの赤字となり、去年1月以来、1年ぶりの赤字となりました。
経常収支は去年2月から12月まで黒字を維持してきましたが、黒字幅は10月から徐々に縮小していました。
経常収支が赤字に転じたのは、商品収支の黒字が減ったためで、1月の輸出は前の月より40億8000万ドル減少し、輸入の減少幅16億ドルを大幅に上回り、商品収支の黒字幅は前の月の40億2000万ドルから15億5000万ドルに急激に減少しました。
これは、船舶の輸出が大幅に減少したことや、冬の寒波でエネルギー消費が増加したことの影響が大きかったものとみられます。
また、サービス収支は、海外旅行の増加による旅行収支の赤字の拡大にもかかわらず、事業サービスなどその他のサービス収支の赤字幅が大幅に減ったため、赤字幅は前の月の28億ドルから21億6000万ドルに縮小しました。
一方、資本収支は50億7000万ドルの純流入となり、去年9月から4か月ぶりに最大値を更新しました。
韓国銀行は、経常収支が赤字に転じた要因として輸出の減少などをあげています。また、資本収支の純流入の拡大については一時的な現象との見方を示しています。